プチ整形にはヒアルロン酸とボトックス
医学が進歩したことによって、手術が簡単に行えるようになって来ましたが、これは美容整形においても言えることです。美容整形では、もちろん大きな手術をすることもありますが、プチ整形と言われるくらいの、注射器を使うだけで効果を得る手術方法が確立されてきています。プチ整形で最も使われるのがヒアルロン酸とボトックスです。この二つはプチ整形になくてはならないものだとも言えるでしょう。ここではこの二つの成分について簡単に紹介したいと思います。
まずヒアルロン酸ですが、ヒアルロン酸は働きというようなものではなく、存在するということがその働きなのです。水分を非常に多く含むなどの特徴はありますが、注射することによって、その部分に長くとどまっているということが最も大きな働きです。どのように使われるかというと、例えばヒアルロン酸をシワに注射して、しわの部分を盛り上がらせることによってシワを消すというような使われ方をします。また、鼻を高くしたいとか、あごを長くしたいとかいうようなときにも使われます。
このように、ヒアルロン酸は形を作り出すのに用いられています。
つぎはボトックスですが、ボトックスとはどういう物質かというと、実は「毒」なのです。テロが起こる前に細菌兵器が問題になりましたが、ボトックスとは細菌兵器にも使われるボツリヌス菌という菌の毒素なのです。ではなぜ猛毒であるボトックスがプチ整形に用いられるのでしょうか。実は、ボトックスは筋肉を動かなくしてしまうという性質があります。ですから、一歩間違えば非常に危険な物質なのですが、十分に薄めた液を注射すると、その部分の筋肉だけを麻痺させることができるのです。
では、どの部分に注射するのでしょうか。まずは、眉間というのが一番多いようです。眉間にシワがよってしまうと、不機嫌な、あるいは怖い顔つきになってしまいますが、ボトックスを注射すると、眉間に力を入れても筋肉が働かず、眉間にシワがよらないという効果があります。また、エラの部分にも用いられます。エラがはっている人の多くは筋肉が発達しすぎているからですが、この筋肉を働かなくしてしまうことによって、エラを小さくすることが出来るそうです。